SAP｜ABAP 【PARAMETERS】命令 選択画面作成

ABAPでPGMをコーディングするために、選択画面作成のための選択パラメータについて学びたい。
けど、方法がわからない。
上司に聞くほどじゃないし、まずは調べて解決したい。

SAPコンサルやエンジニアは、聞く前にまずは調べる。
相手の工数を割かないためにも、そう教わってきたはずです。

そんな経緯でこの記事にたどり着いたあなたの為に、
本記事ではABAPの基本命令文【PARAMETERS】命令の使用方法・挙動について解説したいと思います。

SAPコンサルとして、ABAPプログラムの作成やクライアント開発者に向けたアドバイザーを務めてきた私が実践で使用してきた内容なので、ぜひあなたのプロジェクト・仕事に役立ててみてください。

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選択パラメータ

PARAMETERS命令文

概要説明

例文

①選択項目の初期値を”1000”として設定
②選択項目を必須設定

利用できるオプション一覧

オプション	概要
OBLIGATORY	入力を必須にする
DEFAULT	初期値を設定する
LOWERCASE	小文字の入力を許可する
MATCHCODE OBJECT	指定したマッチコードオブジェクトを適用する
NO-DISPLAY	ユーザーに値を表示せず、非表示にする
VISIBLE LENGTH	入力フィールドの表示幅を指定する
LENGTH	変数の最大文字数を指定する
AS CHECKBOX	チェックボックスとして表示する
RADIOBUTTON GROUP	ラジオボタングループとして表示する
AS LISTBOX	リストボックスとして表示する

知っておくと使える！

変数宣言のお作法

これは私がABAP構文を初めてPJで書いたときに上司に叩き込まれたことなんですが、
テーブル項目を参照する場合は、<テーブル名>-<項目名>と記述しておくことがABAPの礼儀である。

BKPF-BKTXTを抽出、格納するときは
②DATA：G_DATA_BKTXT TYPE BKPF-BKTXT　まで記述することで、
プログラムとしても分かりやすく、メンテナンス性も向上するからである。

テーブル項目の確認方法

テーブル項目について確認したい場合は、Tr-cd：SE11を使用して調査することが出来る。

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⑤ まとめ

本記事では、ABAPで選択画面の作成時に使用される【PARAMETER】命令文について解説しました。

学べたこと:

• PARAMETER命令で選択画面の選択パラメータを命令できること
• ABAPコーディング時のお作法

これらの命令を活用することで、理想のコーディングに近づけます。
実際の開発でぜひ活用してください！

書籍で勉強するのもおすすめです。
ABAPを体系的に学ぶにはおすすめの入門書です。
こちらもぜひご検討ください。