こんなSAPコンサルに読んでほしい
- 案件に追われて、自分の時間がどんどん削られていると感じる
- オン・オフの切り替えがうまくできず、常に緊張感が続いている
- 育児や家事との両立に悩んでいる/これから復職を控えている
- キャリアや人生の選択を考え始めた20代〜30代の方
はじめに|SAP案件に全力を注いできたあなたへ
SAPコンサルタントという仕事は、責任が大きく、スケジュールはタイト。
クライアント対応、テスト、移行、アドオンの要件整理──
日々の業務に全力を注ぐのが当たり前で、「気づいたら1日が終わっていた」ということも珍しくありません。
私自身、MM/COのリードとしてプロジェクトに関わる中で、
「タスクはこなしているのに、なぜか充実感がない」
そんな感覚におちいることが何度もありました。
そんなときに出会ったのが、キャシー・ホームズの『人生が充実する「時間の使い方」』。
この本は、“可処分時間”と幸福度の関係を通して、時間をどう使うかが人生の質を決めるというシンプルで力強いメッセージをくれました。
本書の概要とポイント
ポイント①|幸せを感じるのは「1日2〜5時間」の可処分時間
アメリカの調査結果によると、「1日2〜5時間」の自由時間が最も幸福度が高いというデータがあります。※以下のグラフは本書のグラフを可視化したもの

驚くべきは、それ以上時間があっても幸福度はむしろ下がる傾向にあるということ。
SAP案件は基本的に忙しく、夜や週末も勉強や対応に追われがちです。
それでも「2時間の余白」をどう確保し、どう使うか。
この考え方だけでも、働き方・生き方が大きく変わります。
ポイント②|TODOを減らしても幸福度は上がらない
仕事や家事を“効率化”しても、その空いた時間に「また別のタスクを詰め込んでしまう」。
これ、SAPコンサルあるあるではないでしょうか?
著者は、「やるべきことを減らす」だけではなく、
「やりたいことのために時間を厳選して使うこと」が幸福感の鍵だと説いています。
ポイント③|家事や雑務を“自己投資”として外注する
特に家庭を持つSAPコンサルにとって、復職後の生活設計は非常に重要です。
私自身も育休から復帰する際に、家事代行やミールキットの利用を検討しましたが、
この本の一節が、背中を押してくれました。
実際に私も家事代行(掃除代行)を取り入れて、隔週で在宅勤務中の家内で掃除をしてもらっています。
毎日の掃除はお掃除ロボやドラム式洗濯機で自動化出来てきたけど、どうしても週に一回か月に一回くらいはやらないといけない、しっかり目のお掃除を主に依頼しています!
掃除が大好き!家事が大好き!って人以外には、心から家事代行はおすすめしたいです。
「お金がない人こそ、“モノ”ではなく“時間”を買うべき」
これは、時短は贅沢ではなく、人生設計のための投資であるという視点です。
ポイント④|快楽順応と“有限な時間”を意識することの大切さ
人はどんな環境にも慣れてしまう──
それがポジティブなものであっても。
だからこそ、「あと何回、この家族と夕食を囲めるのか?」
「このプロジェクトのフェーズを終えたら、何をしたいか?」
そんな**“終わり”を数える視点**が、日常の幸福感を高めるきっかけになります。
ポイント⑤|人生全体を見渡して、時間を設計する
本書の終盤では、「あなたの死後、どう記憶されたいか?」という問いが登場します。
一見重いように思えますが、
これは「今、自分の時間をどう使うべきか?」を考えるための、非常に本質的な問いです。
SAPキャリアに全力投球するのも素晴らしい。
ただ、そのキャリアがあなたの人生にどう影響するのか、
長期目線で見つめ直すきっかけとして、この本は大きなヒントをくれます。
まとめ|SAPコンサルだからこそ、“時間”と向き合おう
『人生が充実する「時間の使い方」』は、
ただの時間管理本ではありません。
“タスク消化マシーン”になりがちな私たちSAPコンサルに、人としての充実感を取り戻す視点をくれる一冊です。
効率化や成果だけでは測れない、
“あなた自身の幸せ”を考える時間を、ぜひこの本で取り戻してみてください。
参考リンク
- 家事代行・ミールキットの導入についての関連記事(今後追加予定)
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