SAP作業を効率化!便利なショートカットキー解説|作業時短に役立つ小技

SAPノウハウ

SAPシステムを操作していると、クリック操作や画面の切り替えなどに時間がかかってしまうことがあります。しかし、ショートカットキーを活用すれば、日々の作業効率が大幅に向上します。この記事では、SAPで使える便利なショートカットキーとその活用方法を解説します。初心者の方でもすぐに使える基本的なショートカットを厳選しましたので、ぜひ参考にしてください!


SAPで使える便利なショートカットキー

1. Ctrl+/

「コマンドフィールド」への移動
SAPのコマンドフィールドに一瞬で移動できるショートカットです。トランザクションコードを直接入力したいときや、新しい操作を始めたいときに便利です。
例: /NVA03と入力して受注伝票を参照。

2. Ctrl+N

新たなセッション画面を立ち上げ
現在の作業を中断せずに、新しいセッション(画面)を開くことができます。複数の作業を並行して進めたい場合に役立ちます。
例: 一つのセッションで購買伝票を確認しながら、別セッションで請求書を登録。

3. Alt+F4

セッション画面を終了
現在のセッションをすばやく閉じることができます。他のセッションに影響を与えないため、不要なセッションを手早く終了できます。

4. Ctrl+F

検索
画面上のリストやテーブルで特定の項目を検索したいときに便利です。大量のデータを扱う場合に役立ちます。

5. Ctrl+G

検索の継続
Ctrl+Fで検索した結果をさらに続けて探すときに使用します。

6. Ctrl+Y

範囲選択
テーブルや画面上の特定のエリアをマウスで範囲選択できるようになります。コピー&ペースト作業を効率化します。

7. F1

ヘルプ
選択している項目や画面のヘルプ情報を表示します。不明点があるときに活用すると解決のヒントを得られます。

8. F3

前画面に戻る
一つ前の画面に戻るためのショートカットキーです。「戻る」ボタンをクリックする必要がなくなり、操作がスムーズになります。


これらのショートカットの活用シーン

  • 入力作業の時短
    コマンドフィールドへの移動(Ctrl+/)や新しいセッションの立ち上げ(Ctrl+N)を活用すれば、トランザクションコードを効率的に入力して、複数の業務をスムーズに進められます。
  • 大量データの操作を効率化
    検索(Ctrl+F)や範囲選択(Ctrl+Y)を駆使することで、リストやテーブルデータを素早く処理可能です。
  • トラブル時のヘルプ利用
    F1キーで簡単にヘルプ情報を確認できるため、不明点があってもすぐに解決への糸口を見つけられます。

もっとショートカットを知りたい方へ

今回ご紹介したショートカットは、SAPの操作を効率化するための一部に過ぎません。さらに多くのショートカットを知りたい方は、以下のSAP公式リンクをご覧ください。詳細な情報が掲載されています。

👉 SAPショートカットキーの公式ガイド

ショートカットキーを活用して、日々の業務を効率化し、生産性を向上させましょう!

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